【要約】世界一やさしい「才能」の見つけ方

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著者の八木仁平さんは自己理解プログラムを運営しており、自身の経験から本書を書いています
私が本書を読んだ理由は、帯にメンタリストのDaiGoさんの言葉「才能がないと嘆く前に、この本をどうぞ」に惹かれたから
その当時、才能という漠然としたもので留まっており、自分に自信がない状態でした
帯を見て、この本を見たら何か変化するかもしれないという直感から、その場で購入しました

才能が見つからない
自分に自信が持てない
才能の活かし方がわからない
そのように思っている方にぜひおすすめの一冊となっております
本書の内容
- 才能とは
- 才能の見つけ方
- 才能の活かし方
以下は本書「世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド」を参考に記載しております
本書には実践ワークも入っているので、本書をぜひ手に取って、ワークも行ってみてください!
Contents
才能が見つからない
これを読んでいる人は才能が見つからない、どうやって見つけるのかわからないといったような考えをお持ちかと思いますが、本書では、才能が見つからないといっている人の勘違いが5つあると記載してあります
その観点について、下記で説明します
才能とは?
まずそもそも、才能とは、ついやってしまうこと
私は才能とは、他人と比べたときに他人より上手くできることだと思っていました
他人と比較して、自分の才能をはかろうとしていたのです
しかし、それが間違いでした
才能は他人と比べる必要はないのです
自然とやってしまうことについて考えてみてください
私の場合は、人が何を考えているのかを推察してしまうということが1番に思い浮かびました
このようなもので構いません
つい、自然とやってしまうことを考えてみてください
スキルは大事?
才能とよく間違われるのが、知識やスキルといったものです
才能は特別な努力をせず身につけたもの、知識やスキルは後天的に身につけたものです
才能も知識やスキルも、どちらも大切ですが、順番を意識することが大切
才能を見つけ、強みの自覚→知識やスキルを身につける
この順番です
憧れは必要?
本書にこう記載されています
「なりたい自分」を手放せば、才能が見つかる
私はこの文章を見て、衝撃を受けました
憧れの先輩がいて、その人みたいになりたいと思って、行なっていた行動はは間違いだったのかと
この言葉の真意は憧れは理想のイメージに浸ってしまい、本当の自分を見ることができていないということです
努力は必ず報われるというのは本当?
努力は必ず報われる、いつかの1番好きな言葉で書いた記憶があります
しかし、努力をしても成果に結びつかなかったこと、多くありました
これを読んでいるあなたも思い返してみると、努力が報われなかった瞬間がある人もいるかと思います
これには前提条件があるのです
才能が活かされているということです
才能を活かす努力が報われるのです
成功するためには何が必要?
成功したいと、過去の成功者の体験談などを読んだ方、少なからずいるかと思います
例えば、私の場合ですと、大学受験で現役合格した方の勉強法などを知るために体験談を数多く調べました
しかし、成功体験はその人の成功体験であり、自分に当てはまるかわかりません
また、人によって言っていることが真逆のことがあります
例を挙げると、得意を伸ばす方に時間をかける方が良いという方と苦手なものに時間をかける方が良いという方がいらっしゃるような場合です
どちらを参考にするのか
どちらも参考にしてみても良いと思います
しかし、大切なのは、自分の場合の成功法則を見つけることが重要なのです
自分に目を向けてみてください
才能の見つけ方
才能の特徴が3つあります
- 当たり前にやっていることの中にある
- 動詞である
- 遺伝で約50%決まるが、捉え方で変わる
この特徴を持つ才能をどのように見つけるのか
公式が2つあります
①短所 ← 才能 → 長所
才能は長所にも短所にもなりうるということです
この話はストレングスファインダーの際も登場しております
②才能 × スキル/知識 = 強み
才能とスキルや知識を掛け合わせることで強みになるということです
こちらもストレングスファインダーの話に出てきますね
ストレングスファインダーでは、才能 × 投資 = 強みと定義していました
この投資の部分がスキルや知識を身につけるということと同義になります
才能を知っているだけではなく、スキルや知識を身につけることで、才能を最大化させることができるのです
ストレングスファインダーについてはこちらの記事をご覧ください

才能発見ワーク
才能を見つける切り口は3つあります
5つの質問に答える
- 他人にイラッとすることは?
- 親や先生によく注意されたことは?
- やっちゃダメと禁止されると辛いことは?
- あなたの短所を「だからこそ」で言い換えるとどうなりますか?
- 他の人は嫌がるのに、自分には楽しいと思えることは?
1000リストから選ぶ
本書の巻末にあります
3つの切り口で他人に聞く
- 人から褒められて意外だったことは?
- 私が他の人と違う点はなんですか?
- 私は何をしている時が楽しそうですか?
上記の3つを実施し、出てきた動詞や経験をまとめて、才能マップを作ります

世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッドより
才能を見つける方法として、ストレングスファインダーを受けることもおすすめです!
自分で才能を見つけるのが難しい、言語化が難しいという方もいらっしゃると思います
そんな方は少しお金が掛かってしまいますが、ストレングスファインダーを受けることで、自分の持つTOP5の才能を算出してくれます
ストレングスファインダーの結果を元に才能マップを書くと書きやすいかと!
ストレングスファインダーの受け方はストレングスファインダーとは?強みを認識する方法【体験談】から!

才能の活かし方
大事な観点は以下の2点です
- 長所を活かす
- クラフト法
- 環境移動法
- 短所をカバーする
- 手放し法
- 仕組み法
- 人頼り法
長所の活かし方
つい、やってしまうことをそのまま表現する
成果を出すため/粘り強く続けていくための才能の活かし方は人それぞれ
あなたの才能の使い方を工夫しましょう
才能を長所として活かした経験から、共通する環境条件を見つける
短所をカバーする
手放し法
自分らしくないところをすべて手放す
仕組み法
短所になりうるところは仕組みを使って解決
私の場合、短所は慎重になることで物事が進まないと言うことです
確認の時間を長く取ってしまうため、確認事項を先にリストアップしておき、それをチェックし終えたら確認は終了という仕組みで対処しています
これにより、リスクヘッジをすることができるという長所をいかせていることにもなります
人頼り法
本書にはポイントが3つ書かれています
自分の揺るぎない存在価値を確信すること
「自分が嫌なことをやりたい人がいること」に気づく
やってくれてありがとうと言う
この2点にプラスして、大切なマインド、それは
「我慢は不要」だが、「忍耐は必要」
そして、私が本書を読んで、1番惹かれた言葉を紹介しておきます
他の誰でもないあなただからこそ、輝ける場所が世界にはあります。
才能の育て方
見つけた才能を育てていく技術が4つあります
- 「ロールモデル」を見つける
- × 憧れ
- 嫉妬を感じる人 = 自分と才能が似ている人がロールモデルである
- 他人に「アドバイス」を求める
- 長所を見てくれる人を選ぶ
- 4タイプの「スキル分類」から選ぶ
- 本書に記載されています!
- 「好きなこと」を探求する
- 好きなこと = 勝手に心が動くこと
まとめ
世界一やさしい「才能」の見つけ方、いかがでしたか?
私はこの本を読み終えたとき、自分にもちゃんと才能があるのかもしれない、そう思えるようになりました
才能というのは、1番にならないといけない、他の人よりも上手くできないといけないというような考えに陥っていましたが、そうではなく、自分が無意識にやっていることなんですね
無意識にやっているあなたの才能を強みとして働かせたいと思った方には、ぜひ読んでいただきたいです!
本書には、才能の具体例1000リストをはじめとした、才能を見つける→活かす→育てることに有効になりうる巻末特典が載っております!
本書を手に取ってみてくださいね